比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」が開催されました

8月3日 4日の両日、比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」が、国立京都国際会館で開催されました。キリスト教やイスラーム、仏教、ユダヤ教など18カ国の来賓24人を含む約2千人が集い、「今こそ平和のために協調を~分裂と憎悪を乗り越えて~」をテーマに話し合をもちました。管長台下は開会式典で総合司会を勤められました。日本宗教代表者会議の杜多道雄事務総長が「地球は危機に瀕していると言っても過言ではない。負の連鎖を打破し、世界平和実現のためには、お互いに対話し、相互理解を深め、価値観の多様性を認め、共生の思想を共有することが必要」と呼び掛けました。また、ローマ教皇フランシスコ名代のジョン・トン・ホン枢機卿が「年に1度のこの宗教サミットは、対話と友情の精神を築くことに大きく貢献し、人類という家族が平和に向かう新たな道を開くために、世界の諸宗教の信者の協力を可能にしています」と教皇のメッセージを読み上げ、同会議名誉議長の森川宏映・天台座主に手渡されました。

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