畏くも天皇陛下におかれましては今年四月に御譲位になられ、皇太子殿下は受禅践祚されます。この三十年、今上陛下は常に国民と苦楽を共にされ、広く世界の平和と人々の安寧を祈っていらっしゃいました。私達は御即位三十年を迎えられた天皇陛下と、お側に寄り添われともに歩まれた皇后陛下の両陛下に心からなる感謝のまごころを捧げたいと 存じます。
そして、皆様と共に両陛下のお健やかなるをお祈りし、更には新しい大御代を喜び迎えたいと存じます。皆様にも今年が一層輝ける一年でありますよう重ねてお祈り申し上げ、新年の挨拶を申し上げます。
冨士道第十二世 神道扶桑教第六世管長 宍 野 史 生
12月29日夕刻 富士山太祠本殿にて教嗣はじめ祭員により大祓式を斎行しました。

12月26日 本部太祠神饌の餅を謹製いたしました。

12月12日 豊島岡皇族墓所にある高松宮、有栖川宮 両宮家の御墓所の清掃を教派神道連合会の有志で奉仕いたしました。朝は、あいにくの雨模様でしたが奉仕開始時刻には雨が上がり恙無く奉仕が叶いました。終わるころは日が差して清々しく有り難い思いに奉仕者一同感激でした。


12月9日 管長台下は小山市の須賀神社 に参拝されました。富士山のぼく石を使い富士山を象った手水舎の竣工式に参列されました。宮司の沼部春友先生には日頃からご厚誼をいただいております。この日は宮内庁掌典 堤公長さまが明治帝の富士山の御製を披講されました。
また、須賀神社境内の末社 浅間社と小御嶽社は小山一心講社が奉納したもので、荒川英行教会長が随行いたしました。

中央が浅間社、右手が小御嶽社 荒川英行小山一心講社教会長と共に
左から管長台下、徳大寺實啓さま、沼部春友宮司、荒川英行教会長、堤公長さま
11月12日 富士山太祠 儀式殿で第二回富士塚寄席を開席しました。笑福亭茶光さん雷門音助さん林家楽一さん、そして雷門小助六師匠が上席し、大変楽しい寄席となりました。

11月9日 總持寺において世界仏教徒青年会議日本大会祈念全国大会が開催され管長台下が日本宗教連盟幹事として出席されました。日本宗教連盟からは田中恆清理事長が来賓として祝辞を述べられました。

10月11日 神道大教院にて教派神道連合会主催による公開講座「いのちの重さを考える 9」が開催されました。全日本葬祭業協同組合連合会 石井時明会長を招き「命の大切さを考える。弔いに携わるものとして。」と 題し講演を頂きました。
(この講座は教派神道連合会が主催する公益事業の一環として開催する公開講座で10回目を迎えます。)
講演録は後日、ホームページに公開します。

10月5日 富士山東口 須走口 旧大日堂(野中神社)に参拝しました。管長はじめ宮内庁掌典 堤公長さま、割菱八行講 秋元瑞穂講長、東口本宮 石橋良弘禰宜、らが参拝しました。旧大日堂は自衛隊の演習地内にあり、通常は入地できません。このたび特別に許可得て、参拝が叶いました。また翌日の6日に「すばらしり隊」養成講座において管長と秋元瑞穂講長が講演し、参加者と共に晴天の中、小富士まで六根清浄の掛け念丈をかけながら登拝しました。
演習地内に鎮座する旧大日堂(野中神社)を参拝。
「すばらしり隊」参加者と小富士に登拝。
9月23日 太祠本殿にて秋季報元大祭が厳粛に斎行されました。参拝者には一人一人の頭上に御神實を戴く天拝式が管長台下により授けられました。富士山八合目天拝宮で御山神事を修め御下山され四国地方に御巡幸を勤められた御神實は無事に太祠内陣に還幸奉安されました。先蹤にならい勅任官衣の黒袍を著された管長台下は内陣に伺候、大神さまに今年の富士山開山期間が事故なく無事に納まったことを感謝し、合わせて国家安泰 玉体の御安寧、また先の関西地方の暴風雨や北海道地震で被害に遭われた方々への復興の祈り、さらには全国教会 神事所 教師 教信徒の日々の平安と世界の平和の願いを祝詞に込め御声晴れやかに祈られました。




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