神道扶桑教 本部 / 宍野史生 のすべての投稿

大本山増上寺法主晋山式

令和5年3月2日(木)当山89世法主 小澤憲珠台下の晋山式が厳かに厳修され管長台下が参列いたしました。
春の訪れを感じさせる暖かな陽光の中、法主台下を中心とした総勢300名の練行列が大門より午後1時半に出発。吉水講や明徳幼稚園児によるお稚児さんも参加した賑やかなお練りは、散華の舞う三解脱門をくぐり大殿に到着。法主台下は大殿前にて庭儀式を行い、堂内式となりました。

第二回ふそう文化講座を開催しました

2月26日(日)富士山太祠にて第二回ふそう文化講座を石塚嘉氏を講師に迎え開催しました。

講師紹介 石塚嘉 大東流合気柔術扶桑会(ふそうかい)代表。1970年、大阪府生まれ。大阪での放送局勤務の傍ら、大東流合気柔術琢磨会に在籍する。2014年に東京へ転居ののち、東京稽古会を発足。YouTubeでの技法解説動画配信などで注目を集める。日本古来の身体操作を現代に生かすことを目指し、教派神道「冨士道扶桑教」の教導師となる。東京・世田谷区の扶桑会館を常設道場として、2023年1月、新たに「大東流合気柔術 扶桑会」と改称、現在に至る。

トルコ南東部地震へのお見舞い

2023(令和5)年2月6日、トルコ南東部のシリア国境近くで発生したマグニチュード7.8の地震で、トルコとシリアの両国の多くの人々が被災し犠牲になられたことに、衷心より哀悼の誠を捧げます。いまだ余震が続く状況下で不安と悲しみの中に居られる方々に深く思いを致します。突然の災害で避難生活を余儀なくされている人々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く平安が訪れますよう祈りを捧げます。

令和5(2023)年2月7日

神道扶桑教
管長 宍野史生

新年を迎えて

新年おめでとうございます。今年の干支は癸卯です。前回は60年前の1963年。世界ではバリ島アグン山の噴火活動が始まり世界的な気温低下をもたらしました。そして8月、キング牧師によるワシントン大行進「IHave a Dream」演説がなされ、さらに3ヶ月後にケネディ大統領が暗殺されました。日本では初の高速道路(栗東ー尼崎)が開通。戦後10年にして政府による第一回全国戦没者追悼式が開催されます。さらにテレビアニメ第一号「鉄腕アトム」NHK大河ドラマ(花の生涯)の開始などを思い起こします。さて本年はどんな1年になるでしょうか。
本教では昨年の神道扶桑教勅裁特立を受けて140年祈念式典を同時期に特立を許された六教派合同で開催いたしました。皆様はじめ先人先達の方々が扶桑の教えと富士信仰の伝統文化を大切に護り伝えてくださったお蔭と心より感謝しています。
今、ロシアとウクライナの紛争が続いていますが、実は世界中ではアフガニスタン、シリア、イラク、リビア、イエメン、クルド対トルコなど紛争や内戦は今日も絶えることなく続いています。今もなお、戦闘により死亡し負傷し、家を焼かれ、故郷を追われ家族が離散し、苦しみを強いられている人々が沢山います。私たちには何ができるのでしょうか?残念ですが直接的にそれらの解決に行動することは不可能なのです。私たちには只々、平和を祈る事しかできません。だからこそ、真剣に祈るのです。
ただ私たちには、近隣アジアの国々の人々と互いに理解を深め友好を温めることができます。ゆえに我が国、そして住んでいる地域において平和で心豊かな街づくりを推進することが最重要と思います。
皆様には未来への責任を大切に、想像力を豊かにして神様と共に未来を思う一年でありますよう心よりお願いします。
 

富士道十二世神道扶桑教六世管長 宍野史生

歳納報恩感謝の月次祭を斎行しました

12月12日太祠にて歳納の月次祭を斎行しました。為来りにより管長台下が斎主を勤められ、本年中の御神恵拝受を大神様に感謝申し上げました。
来る新年の祭事は以下の通りです。

元旦
零時 歳旦祭
午前10時 元朝祭

1月12日
午後1時 初月次歳開祭

令和五年新年の御朱印です。
管長台下潤筆の愛らしい、うさぎ(卯)の絵です。1月中の特別拝受の希望の方は教会か大教庁まで申し込み下さい。
御朱印

真珠湾の日式典

12月7日パールハーバーのアリゾナ記念館ビジターセンターで「真珠湾の日 平和式典」が開催されました。同式典には、米軍、連邦政府、州政府関係者の他、真珠湾生存者、戦没者の遺族を含む2300人あまりの大勢の米国市民が参加しました。日本からは、今年も世界連邦日本宗教委員会(田中恆清会長)のハワイ平和祈願使節団が参列しました。使節団参列は今年で39回を向えます。管長台下が使節団を代表して祈りとスピーチを行い平和を祈願しました。本教からは吉野正晃教議員、山下倫巨百海神事所長が随行しました。

日本からの平和祈念使節団を代表して祈りを捧げる管長台下

青木豊 在ホノルル日本国総領事と
式典前日に、えひめ丸慰霊碑に参拝しました