神道扶桑教 本部 / 宍野史生 のすべての投稿

トルコ南東部地震へのお見舞い

2023(令和5)年2月6日、トルコ南東部のシリア国境近くで発生したマグニチュード7.8の地震で、トルコとシリアの両国の多くの人々が被災し犠牲になられたことに、衷心より哀悼の誠を捧げます。いまだ余震が続く状況下で不安と悲しみの中に居られる方々に深く思いを致します。突然の災害で避難生活を余儀なくされている人々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く平安が訪れますよう祈りを捧げます。

令和5(2023)年2月7日

神道扶桑教
管長 宍野史生

新年を迎えて

新年おめでとうございます。今年の干支は癸卯です。前回は60年前の1963年。世界ではバリ島アグン山の噴火活動が始まり世界的な気温低下をもたらしました。そして8月、キング牧師によるワシントン大行進「IHave a Dream」演説がなされ、さらに3ヶ月後にケネディ大統領が暗殺されました。日本では初の高速道路(栗東ー尼崎)が開通。戦後10年にして政府による第一回全国戦没者追悼式が開催されます。さらにテレビアニメ第一号「鉄腕アトム」NHK大河ドラマ(花の生涯)の開始などを思い起こします。さて本年はどんな1年になるでしょうか。
本教では昨年の神道扶桑教勅裁特立を受けて140年祈念式典を同時期に特立を許された六教派合同で開催いたしました。皆様はじめ先人先達の方々が扶桑の教えと富士信仰の伝統文化を大切に護り伝えてくださったお蔭と心より感謝しています。
今、ロシアとウクライナの紛争が続いていますが、実は世界中ではアフガニスタン、シリア、イラク、リビア、イエメン、クルド対トルコなど紛争や内戦は今日も絶えることなく続いています。今もなお、戦闘により死亡し負傷し、家を焼かれ、故郷を追われ家族が離散し、苦しみを強いられている人々が沢山います。私たちには何ができるのでしょうか?残念ですが直接的にそれらの解決に行動することは不可能なのです。私たちには只々、平和を祈る事しかできません。だからこそ、真剣に祈るのです。
ただ私たちには、近隣アジアの国々の人々と互いに理解を深め友好を温めることができます。ゆえに我が国、そして住んでいる地域において平和で心豊かな街づくりを推進することが最重要と思います。
皆様には未来への責任を大切に、想像力を豊かにして神様と共に未来を思う一年でありますよう心よりお願いします。
 

富士道十二世神道扶桑教六世管長 宍野史生

歳納報恩感謝の月次祭を斎行しました

12月12日太祠にて歳納の月次祭を斎行しました。為来りにより管長台下が斎主を勤められ、本年中の御神恵拝受を大神様に感謝申し上げました。
来る新年の祭事は以下の通りです。

元旦
零時 歳旦祭
午前10時 元朝祭

1月12日
午後1時 初月次歳開祭

令和五年新年の御朱印です。
管長台下潤筆の愛らしい、うさぎ(卯)の絵です。1月中の特別拝受の希望の方は教会か大教庁まで申し込み下さい。
御朱印

真珠湾の日式典

12月7日パールハーバーのアリゾナ記念館ビジターセンターで「真珠湾の日 平和式典」が開催されました。同式典には、米軍、連邦政府、州政府関係者の他、真珠湾生存者、戦没者の遺族を含む2300人あまりの大勢の米国市民が参加しました。日本からは、今年も世界連邦日本宗教委員会(田中恆清会長)のハワイ平和祈願使節団が参列しました。使節団参列は今年で39回を向えます。管長台下が使節団を代表して祈りとスピーチを行い平和を祈願しました。本教からは吉野正晃教議員、山下倫巨百海神事所長が随行しました。

日本からの平和祈念使節団を代表して祈りを捧げる管長台下

青木豊 在ホノルル日本国総領事と
式典前日に、えひめ丸慰霊碑に参拝しました

ご注意

令和4年10月23日

         太 教 廳
資格に至らない教師が指導料を請求するという事件が発生したとの情報が耳に届いております。
万が一にも,近辺で同様なことが起こっていることを見聞した教師は,直ちに所属の教会長を通じて,太教廳にお知らせ下さい。

全国御巡幸天拝式を斎行しました

9月24日神奈川県小田原市国府津の慶曜教会において御巡幸天拝式を斎行しました。管長台下を斎主に曽我修教参元(慶曜教会長)ほか、慶曜教会の教導職が祭員を勤め斎行しました。参列者は正面に据えられた富士山一合目から頂上までのお砂を踏み天拝を受けました。その後、祝賀会を天成園小田原駅別館で開催しました。コロナ禍で2年間延期していました全国御巡幸はこの神奈川をもって10ヶ所を納め満願となりました。

小田原慶曜教会での天拝式
小田原慶曜教会での天拝
天成園で祝賀会を開催