神道扶桑教 本部 / 宍野史生 のすべての投稿

生沼邦彦神事監の告別祭を斎行しました

去る6月23日に都天還原(逝去)された 神事監 不二道熊野教会長 萬福講社長 中教正 生沼邦彦先生の告別祭が管長台下御斎主の許、本教役員はじめ富士講先達の奉仕により斎行いたしました。
生沼先生には管長台下より高知富士道萬福邦浄大我命(たかしるふじのみちよろずとみくにきよしうしみこと)と諡(おくりな)が贈られました。
今は都天にて御側使えの命さまとなられて藤原角行さまや食行さま、そして先達方と大神さまに奉仕されています。生沼先生の永年にわたる御教導に感謝しています。御安福をお祈りいたします。

ありし日の生沼先生
斎場となる太祠本殿

秋季報元大祭が斎行されました

9月23日 太祠本殿にて秋季報元大祭が厳粛に斎行されました。大祭に先立ち参拝者には一人一人の頭上に御神實を戴く天拝式が管長台下により授けられました。その後、富士山八合目天拝宮で御山神事を修め御下山された御神實は無事に太祠内陣に還幸奉安されました。先蹤にならい勅任官衣の黒袍を著された管長台下は内陣に伺候、大神さまに今年の富士山開山期間が事故なく無事に納まったことを感謝し、合わせて国家安泰 玉体の御安寧、さらには富士吉田の元祠本殿修復事業の安全、また全国教会 神事所 教師 教信徒の日々の平安と世界の平和の願いを祝詞に込め御声晴れやかに祈られました。

管長台下より天拝神事が授けられました
奉仕する祭員

管長台下の教話

国際平和デーに平和を祈る鐘打式が開催

9月21日の国連国際平和デーに平和を祈る鐘打式がカトリック麹町イグナチオ教会で開催されました。
千玄室日本国連教会会長、長谷川祐弘実行委員長はじめ、東久邇吉子さま、小池百合子東京都知事らが参列し12時の鐘に合わせて平和を祈りました。ニューヨーク国連本部ではグデーレス事務総長が日本から寄贈された「世界絶対平和万歳」と鋳込まれた梵鐘を打ちます。
鐘打式のあと、上智大学においてシンポジウムを開催し管長台下は基調講演をされました。

〇こちらから→鐘打式の動画がご覧になれます ※音量にご注意ください

〇こちらから→管長台下の基調講演の内容がご覧になれます

御神實が御下山されました

8月26日 八合目天拝宮に遷御申し上げておりました御神實はご下山され北口本宮浅間神社を立ち寄り元祠に還御されました。元祠仮本殿で還幸祭を斎行、7月16日から勤修された御山神事が無事修納できたこと、また大勢の登山者が恙無く富士山登山が叶ったことを大神様に感謝申し上げました。

本年は食行身禄さま八合目烏帽子岩でご入定290年にあたります。地元の「かのえさるの会」と教育委員会の主催で、式年二百九十年祭が斎行されました。元祠に奉安の身禄像は中宿の身禄堂に神輿で渡御され「富士講おがみ」を上げ追善申し上げました。

また夕刻には元祠前に建てられた大松明に管長台下が点火し、全員で富士講の「おがみ」があげられました。吉田の火祭りの当日をもって富士山北口はお山納めとなりました。

下山の御礼参拝で北口本宮に入る神輿
身禄堂で式年二百九十年祭を斎行しました

元祠前に建てられた本教の大松明を点火。「おがみ」を上げ無事下山の感謝を申し上げました。
金鳥居通りには110本の大松明が奉納されました

比叡山宗教サミットが開催されました

比叡山宗教サミット36周年記念「世界平和祈りの集い」が8月4日、大津市の比叡山延暦寺で開かれ、管長台下が参列し諸宗教の代表者ら約450人と共に平和の祈りを捧げました。大樹孝啓座主が「共に集い共に祈ることの尊さ大切さを再確認し、私たち宗教者は平和への取り組みにさらなる努力を重ねる」と誓いました。
祈りに先立ち延暦寺会館で信仰者の代表により平和への発言がなされ、管長台下は教派神道を代表して発言されました。

信仰者の代表による平和への発言
教派神道を代表して発言する管長台下
平和の祈りを捧げる

富士講まつり開催

7月23日 富士山太祠で「松原のお富士急さん 富士講まつり」を開催しました。素晴らしい晴天のもと、富士塚を前に富士講先達による「おがみ」があげられ、参列者は富士塚に登り、御開祖角行さま御直伝秘符「おふせぎ」と登拝証が授けられました。また元宮内庁掌典で本教神事監の堤公長さまにより富士道七世宍野 半 初代管長の教歌と明治帝の御製が披講されました。
本殿では、神振行事として「富士塚寄席」が雷門小助六師匠はじめ三笑亭夢丸さん三遊亭遊子さん三遊亭こと馬さん木本惠子さんの出演により開席され、会場は大爆笑の渦に包まれていました。