神道扶桑教 本部 / 宍野史生 のすべての投稿

春季報元大祭謹修の報告とお礼

3月20日本部太祠にて春季報元大祭を謹修いたしました。この度の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、やむなく教信徒の皆様のご奉仕、ご参列を遠慮しての斎行となりました。当日は松原富士塚の蓬莱亀ノ岩龍神宮祭、道開社祭、太祠本殿太祭の総てを管長台下お一人でお勤めなされました。太祠本殿祭では開扉ののち、全国教内各位からの御浄志を献上して、報元大祭祝詞を奏上し、つづいて新型コロナウイルス感染拡大防止と早期終息を願い疫病退散の祈祷を勤めました。今より400年前に江戸市中に「つきたおし」という疫病が蔓延した折に御開祖角行さまが謹製された「おふせぎ」と申すお札が直伝されています。この度の大祭では「おふせぎ」を謹製して特別に祈祷し教内各位に頒布いたします。ご希望の方は各教会、神事所にお申し出ください。本部太祠にても頒布しています。
皆さまには御神頼のもと御加餐専一に、益々のご健勝をお祈り致します。

松原富士塚に鎮座の蓬莱亀ノ岩八大流神宮祭
松原富士塚に鎮座の蓬莱亀ノ岩八大流神宮祭
ただお一人で大祭をご奉仕される管長台下
ただお一人で大祭をご奉仕される管長台下

新型コロナウイルスに関する感染症について

国内外において発生した新型コロナウイルスの感染症でお亡くなりになった方々へ謹んで哀悼を捧げます。さらに罹患者の皆さまの一日も早い御平癒をお祈りします。本教では、社会での感染拡大の防止と教信徒の皆さま、およびご家族の安全に鑑み、3月18日から20日の春季報元大祭行事に地方教会からの参拝の自粛を決定いたしました。ここに、医療関係者のご尽力に感謝し、身体安穏と感染拡大の鎮静化に向けて皆様と祈りを共に致したく存じます。
令和2年2年18日 神道扶桑教大教庁

初月次祭福徳歳開祭を斎行しました

1月12日冨士山太祠にて初月次祭福徳歳開祭を斎行しました。
管長台下より一人一人に福鈴金幣が授けられ大神様の福徳を賜りました。
直会では女優の吉田美佳子さま、ときめきの冨士写真家のロッキー田中さま、元バチカン大使上野景文さま、世田谷区議会議員平塚けいじさま、はじめ大勢の皆様と共に恒例の福引も行われ愉快に盛り上がりました。

東日本御巡幸 天拝式を斎行しました

九月七日宮城県松島 大観荘において東日本御巡幸 天拝式を斎行しました。管長台下を斎主に武山孝行参元ほか、仙台発心教会の教導職が祭員を勤め斎行しました。参列者は正面に据えられた富士山一合目から頂上までのお砂を踏み天拝を受けました。また奉納演舞では瑞穂あけみさんによる民謡が奉納されました。瑞穂さんが主催する「瑞穂の会」は東日本大震災以降、県内各地の避難所で地元の方々の心に寄り添う民謡公演を重ねてこられています。本教は教導職者を中心とした社会貢献団体「このはな会」を通して、これまでも「瑞穂の会」の活動を応援してまいりました。そして、このたび「瑞穂の会」に支援金を寄託しました。翌8日には瑞巌寺へ参詣し、本堂にて東日本大震災犠牲者慰霊の祈りを捧げました。

参列者は管長台下より天拝を授かりました
参列者は管長台下より天拝を授かりました
挨拶される管長台下
挨拶される管長台下
「瑞穂の会」瑞穂あけみさんに支援金を寄託しました
「瑞穂の会」瑞穂あけみさんに支援金を寄託しました

御神實が御下山されました

8月26日 八合目天拝宮に遷御申し上げておりました御神實はご下山され北口本宮浅間神社を立ち寄り元祠に還御されました。元祠で還幸祭を斎行、7月16日から勤修された御山神事が無事修納できたこと、また大勢の登山者の富士山登山が叶ったことを大神様に感謝申し上げました。
また夕刻には元祠前に建てられた大松明に管長台下と宮内庁掌典 堤公長さまが点火し、全員で富士講の「おがみ」をあげました。吉田の火祭りの当日をもって富士山北口はお山納めとなりました。